屋久島 紫ウコン

屋久島 紫ウコン 画像


紫ウコンの産地のご説明

紫ウコンの産地はインドのヒマラヤ方面が原産です。

インドのヒマラヤ山脈と言えば、
世界最高峰であるエベレストで知られています。

ヒマラヤという名前も「雪の棲家」という意味をもち、
年中雪で覆われた山岳地方のようなイメージがあります。

しかし実はこのヒマラヤの位置というのは
日本での屋久島と沖縄の間にあり、
実際は高地を除いた大部分が
亜熱帯や温暖帯の地域なのです。


その他の産地も
ベトナム・タイ・バングラデッュ・マダガスカル
などの熱帯です。

中国でも亜熱帯地域である
広西や西南部にある四川を主に
台湾、福建、雲南、広東、浙江と
いった広い地域で栽培されております。

これらの地域からも分かるように、
紫ウコン栽培に適した土地は
熱帯で寒さ・乾燥がほとんどない地域です。


そのようなことから四季を持ち、
冬の時期がある日本では
栽培に適した土地は多くありません。

ただし先に書いた通り、
原産地であるインドのヒマラヤは
屋久島から沖縄の間に位置します。

特に屋久島は2000メートル級の山を多く持ち、
温帯地域にある島ながら
亜熱帯地域の植物も多く確認されています。

また「月のうち、
35日が雨」と言われるほど雨量が多く、
紫ウコンが苦手とする乾燥に
とても強い土地でもあります。

つまり日本全域で見れば、
紫ウコンが適した土地ではありませんが、
屋久島は、紫ウコン栽培に
とても適しているということなのです。

ウコンと紫ウコンの違い

最近テレビ番組の特集やコマーシャルでもよく見かける
「ウコン」ですが、
一体どんなものかご存知ですか?

そもそもウコンというものはショウガ科の多年草です。
日本では屋久島などで、栽培されているものが有名です。


その根茎が糖尿病・脳血栓、高血圧症・狭心症といった
高齢になるにつれて罹患しやすい病気や
肝臓障害・胃もたれ・胸焼け等にも
非常に効果があるとされる高貴薬でもあります。

テレビコマーシャルでも有名ですが、
お酒を飲む前や、飲みすぎた時の寝る前に飲んでおくと
二日酔いなどしないとも言われています。

そんなウコンには様々な種類があり、
春ウコン、秋ウコン、紫ウコンの3種が主に有名で、
その他にも薬ウコン、沖縄白ウコンなどがあります。


その中の「紫ウコン」は他のウコンと違って、
黄色色素のクルクミンをあまり含みませんが、
揮発油やクルクメノン、クルクモール、クルテリオンなど
なんと100種類もの成分を含んでいるのです。

これらの紫ウコンに含まれる成分は
胃腸病に良いとされ、
1000年以上前から漢方薬として
多くの人々に愛されてきました。

現代では特に
その血液をサラサラにして老化防止する効果や、
胃腸に働いてダイエット効果もあることで
高い注目を浴びています。


紫ウコンが日本に来た時期

紫ウコンは もともとインドが原産の熱帯性の植物です。

この紫ウコンが日本にやってきたのは、
いつの頃なのでしょうか。

一説によると江戸時代に琉球王国(沖縄県)から
輸入されてきたのが、
薩摩藩(日本国内)に入ってきたのが
始まりという説があります。

そして現在も同じ沖縄県や屋久島、
奄美大島で栽培されているという話です。


また別の一説によると、
紫ウコンの別名でもある「弘法の石芋」の由来こそが
伝来時期であるということです。

さかのぼること1200年前の平安時代に、
弘法大師としても有名な空海がインドから伝来して
紫ウコンの栽培を始めていた中国から持ち帰ったのが
日本に来た始まりとも言われているのです。

弘法大師と言えば、
ことわざにも「弘法も筆の誤り」とあるように、
字の達人(書家)としても知られています。

空海としては社会科の教科書などに記載があり、
真言宗の開祖として有名です。


つまり弘法大師というのは当時の僧侶ということです。
その頃の僧侶というのは祈祷などによって病人を治す、
今で言うところの「お医者さん」的な
役割も担っていました。

弘法大師は中国へ遣唐使留学僧として行きましたが、
もしかするとその際にこの紫ウコンの漢方薬としての力、
つまり“薬”としての優れた力を僧侶(医者)
として日本に持ち帰ろうと考えたのかもしれません。